口述試験後から飲み飲み飲みすぎの赤城颪です。
17、18日は診断士関連、20日は会社と少し無茶をしすぎたのか
かぜを引き気味です。。。
特に18日の今年参加の勉強会の飲み会は
ちょっと飲みすぎてしまって、さらにビックリ事件も発生し、
都内から自宅(神奈川)までタクシーで帰りました。。。
23日のオフ会まではおとなしく体を休めておきます。
さて、そんなわけですっかり遅くなってしまいましたが、
17日の口述試験の様子をUPします。
☆質問の数とその内容
質問は事例Tから2つ、事例Uから2つの計4つでした。
@A社は中堅化学品メーカーの子会社としてある程度の自律性を保っているが、
親会社からの自律性が高くなりすぎた場合に考えられるデメリットは?
A一般的に組織の変遷として機能別組織から事業部制組織に移行する場合が
多いが事業部制組織のデメリットは?
BB社は現在、全国に7つの事業所で運営していますが、今後事業所をさらに
増やしていく場合、全国各地に展開すべきか、それともある地域に集中して
展開すべきか、どちらの内容を提案しますか?
理由も合わせて説明してください。
CB社が今後、自社でテニス用品を開発し、通信販売やインターネット販売を
行っていくにあたってどうアドバイスをしますか?
☆当日の感想および気づき
受験番号が2100番台(締め切り3日前ぐらいに申込み)でしたので
自分の番は午後3時36分と遅い組で班は16班でした。
2時45分に明治リバティタワーに到着し、そのまま会場の15階に行きました。
受付は30分前かららしく、待合室でしばらく待機していました。
その後、受付を済ませ、控え室に入りました。
班ごとに座る場所が指定されており、60人ぐらいの受験生がいました。
班ごとに案内の担当者(年配の方)が決まっており、
順番になると担当者の方がきて、受験番号を言ってくるので、
自分の名前を言って、面接室まで誘導してもらいました。
1分ほど面接室前の椅子に座って待った後(おそらく時間調整)、
「ではノックして中に入ってください」と言われ、口述試験が始まりました。
試験官3人の方の特徴は、
右端の方が少し威厳がある感じで司会と前半の質問2つを担当、
真ん中の方は温和な感じで後半の質問2つを担当、
左端の方は一言もしゃべりませんでした。態度とかのチェックをしているのかも
しれません。
初めに、名前と生年月日を聞かれ、質問に対する前置き
(「診断士として」や2分程度など)の後、質問が始まりました。
●質問@への対応
想定内の質問でした。
最初の質問でつまずきたくなかったので質問の内容を確認してから
答え始めました。
結論として、親会社との良好な関係(パートナーシップ)が構築できない
可能性が生じてしまう点を挙げました。
A社の目指す新しいビジネスモデルの構築(コーディネート事業)には
製造拠点を持つメーカーである親会社の活用が必要であり、
それに支障がでてしまうと5年後の経営ビジョンの達成が難しくなってしまう
と追加説明しました。
質問はありませんでした。
●質問Aへの対応
これも想定内の質問でした。
答えたのは、@各事業部毎の独断的な行動が行き過ぎると全社的な
統一活動が困難になること、A事業部長の評価が短期的な期間になるため
長期的な視野が弱くなること、の2点を挙げました。
その結果、5年後の経営ビジョンの達成に支障をきたしてしまう可能性が
あるのでA社は十分に留意しておく必要があることを伝えました。
経営資源の重複は頭に浮かびませんでしたが、
これも質問はありませんでした。
●質問Bへの対応
ここから質問者が真ん中の温和な感じの方に変わり、
事例もUになりました。
質問はまったくの想定外で5秒間ぐらい、どっちで答えていくか
頭の中はフル回転の状態でした。
与件の転勤や出張時の振り替え受講が頭にパッと浮かんできたので
これで押し切ろうと判断し、全国各地への展開を提案しました。
理由は、振り替え受講できる所が増えるので顧客の利便性が高まることと
B社の知名度(企業ブランド)が全国的に広まることの2つを挙げました。
絶対、突っ込まれると思っていたのですが、
これも質問はありませんでした。
●質問Cへの対応
これまた想定外の質問でした。
温和な雰囲気とは裏腹に質問はきつめでした。
質問の意図がうまくつかめなかったので2回ぐらい確認してから
答えはじめました。
B社のテニススクールの顧客からニーズや要望を直接収集し、
「初心者にテニスを楽しんでもらおう」がモットーもB社らしく、初心者の方が
使いやすいラケットなどを開発して差別化し、B社ブランドをしっかりと確立
させていく必要があることを話しました。
これも突っ込まれると思ったのですが、質問はありませんでした。
結局、4問とも追加質問はなく、
右端の方と真ん中の方が「これでいいかな」みたいな感じで目配せをして、
右端の方から「はい、これで終了します」と言われ、
その場で「ありがとうございました」と一礼してから、
荷物を取り、「失礼します」と言って部屋を出ました。
そのままエスカレータで下に降りていきましたが、
ふと時計を見たら3時45分でしたので
実際の面接時間は8分ぐらいだったと思います。
☆ 私の口述試験対策
普通に話せれば落ちることはないとは言われていましたが、
3年目でやっと筆記が受かったのに口述で落ちたら泣くに泣けないと思い、
できる限り色んな学校の口述対策を受けました。
(9日TBC、10日大原、AAS、13日マンパ、16日LEC、TAC)
その内、実際に模擬面談をしてもらったのは、
AAS、マンパ、LEC、TACの4つでした。
AASは有料でしたがその分中身が充実しており1番効果がありました。
2名(3名予定が1名欠席)の少人数で、それぞれ10分面接を3セット、
みっちりとI原先生とS先生に鍛えてもらったので、その後受けた面談でも
好評価をもらえ、自信を持って本番を迎えることができました。
質問への対策は、筆記同様、「与件と設問」を最重要視し、写入力や音読、
2次解説集の熟読で4事例のストーリー展開を徹底的に頭に入れ込みました。
各社の想定問答集も一応読んでいましたが、覚えることはしませんでした。
模擬面談を通して、現場対応で乗り切れると思ったので、与件を頭に浮かべ、
質問への答えも与件のキーワードや内容を盛り込んで、
社長さんの質問に一生懸命考えて答えている姿勢をアピールしました。
後は、26日の最終発表をしずかに待つのみです。。。